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東アジア首脳会議 ヒガシアジアシュノウカイギ

デジタル大辞泉の解説

ひがしアジア‐しゅのうかいぎ〔‐シユナウクワイギ〕【東アジア首脳会議】

東アジアサミット

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

東アジア首脳会議
ひがしあじあしゅのうかいぎ
East Asia Summit

略称EAS。アジア・オセアニアの16か国にアメリカ、ロシア(ともに2011年からは正式参加)を加えた18か国が東アジア域内の経済、金融、安全保障問題などについて協議する首脳会議。東アジアサミットともよばれる。日本、中国、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN(アセアン))加盟国に、インド、オーストラリア、ニュージーランドが加わり、2005年末にマレーシアのクアラ・ルンプールで第1回会議が開かれた。アジア経済の台頭と域内の経済的な緊密化を背景に、東アジア共同体づくりについても協議されている。
 東アジアの域内問題は、マレーシア、インドネシア、タイなどのASEAN10か国が日中韓を招いて開くASEANプラス3首脳会議を軸に議論され、開催地もASEAN加盟国に限られていたが、これを発展させ、参加各国が対等の立場で協議する場として東アジア首脳会議が発足した。貿易自由化、金融安定化、北朝鮮の非核化、エネルギー対策、地球温暖化防止、新型インフルエンザ対策、海賊対策などについて協議し、議長声明を発表している。ただASEANプラス3を軸に域内問題を議論したい中国やマレーシアなどと、中国の影響力を懸念して東アジア首脳会議を重視する日本やオーストラリアなどとの立場の違いが鮮明であることや、2008年末にタイで開くはずだった首脳会議がタイの政情不安のためにたびたび延期されるなど、東アジア首脳会議は当初期待されたほどの成果をあげていないとの見方もある。[編集部]

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