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東京国際映画祭 とうきょうこくさいえいがさい Tokyo International Film Festival

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

東京国際映画祭
とうきょうこくさいえいがさい
Tokyo International Film Festival

日本で最初の劇映画を中心とする本格的な国際映画祭。第1回目は 1985年に開催され,その後,渋谷を拠点に隔年形式で続いている。当初,「ヤングシネマ」の大賞受賞者に次回作の製作資金を提供する新しい試みが話題となった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

東京国際映画祭

1985年からスタートした、国際映画製作者連盟公認のアジア最大の長編国際映画祭。東京で毎年秋に開催されるが、91年の第4回までは隔年開催だった。東京グランプリを選ぶインターナショナルコンペティション(第2回87年から実施)を始め、若手映画監督を支援・育成するためのコンペティション、アジア映画の新しい潮流を紹介する「アジアの風」、日本映画の魅力を特集する「ニッポン・シネマ・クラシック」、日本映画の海外プロモーションを目的としたニッポン・シネマ・フォーラム(NCF)などを実施。第18回の2005年からは映画を売買する東京アジアパシフィックエンターテインメントマーケット(TAPEM)が始まった。なお、平安建都1200年に当たる94年の第7回だけ、京都で開催された。

(宮本治雄 映画ライター / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

とうきょう‐こくさいえいがさい〔トウキヤウコクサイエイグワサイ〕【東京国際映画祭】

東京で毎年10月に開かれる国際映画祭。第1回は昭和60年(1985)開催。最高賞の東京サクラグランプリのほか、監督賞や男優・女優賞などがある。また、アジア映画を対象とする「アジアの風」部門や、日本映画を対象とする「日本映画・ある視点」部門などがある。TIFF(Tokyo International Film Festival)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

東京国際映画祭
とうきょうこくさいえいがさい
Tokyo International Film Festival

毎年10月に東京で開催される長編作品を対象とした映画祭。略称TIFF。日本唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF:Fdration Internationale des Associations de Producteurs de Films)公認の映画祭である。1985年(昭和60)に東京、渋谷のミニシアターを中心会場として隔年開催でスタートした。1991年(平成3)(第4回)から毎年秋の開催となり、2004年(第17回)以降は、六本木ヒルズが中心会場となった。なお、1994年(第7回)は、平安遷都1200年記念事業の一環として京都市で開催された。公益財団法人ユニジャパン主催、経済産業省および東京都共催。
 「コンペティション」部門では最優秀作品賞である「東京 サクラ グランプリ(東京都知事賞)」のほか「審査員特別賞」「最優秀監督賞」「最優秀女優賞」「最優秀男優賞」「最優秀芸術貢献賞」「観客賞」が、「アジアの風」部門では「最優秀アジア映画賞」、「日本映画・ある視点」部門では「作品賞」がそれぞれ選出されている。また、特集テーマが設けられた場合には、そのテーマ部門賞(「大賞」「審査員特別賞」)が贈られている。さらに、コンペティションとは別に、日本未公開の映画を「特別招待作品」として上映している。[編集部]

資料 東京 サクラ グランプリ・東京都知事賞受賞リスト

第1回(1985年度)『台風クラブ』(監督:相米慎二)日本
第2回(1987年度)『古井戸』(監督:呉天明(ウーティエンミン))中国
第3回(1989年度)『ホワイト・ローズ』(監督:ライコ・グゥルリッチ)ユーゴスラビア/イギリス
第4回(1991年度)『希望の街』(監督:ジョン・セイルズ)アメリカ
第5回(1992年度)『ホワイト・バッジ』(監督:鄭智泳(チョンジヨン))韓国
第6回(1993年度)『青い凧』(監督:田壮壮(ティエンチュアンチュアン))中国
第7回(1994年度)『息子の告発』(監督:巌浩(イムホー))中国/香港
第8回(1995年度)(該当作品なし)
第9回(1996年度)『プラハ 小さな愛の詩』(公開タイトル『コーリャ 愛のプラハ』)(監督:ヤン・スベラーク)チェコ
第10回(1997年度)『パーフェクト サークル』(監督:アデミル・ケノビッチ)ボスニア・ヘルツェゴビナ/フランス『ビヨンド・サイレンス』(監督:カロリーヌ・リンク)ドイツ
第11回(1998年度)『オープン・ユア・アイズ』(監督:アレハンドロ・アメナーバル)スペイン
第12回(1999年度)『ダークネス&ライト』(公開タイトル『最愛の夏』)(監督:張作驥(チャンツォーチ))台湾
第13回(2000年度)『アモーレス・ペロス』(監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)メキシコ
第14回(2001年度)『スローガン』(監督:ジョルジ・ジュバニ)アルバニア/フランス
第15回(2002年度)『ブロークン・ウィング』(監督:ニル・ベルグマン)イスラエル
第16回(2003年度)『暖‐ヌアン』(公開タイトル『故郷の香り』)(監督:霍建起(フォジェンティ))中国
第17回(2004年度)『ウィスキー』(監督:フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール)ウルグアイ/アルゼンチン/ドイツ/スペイン
第18回(2005年度)『雪に願うこと』(監督:根岸吉太郎)日本
第19回(2006年度)『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』(ビデオタイトル『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』)(監督:ミシェル・アザナビシウス)フランス
第20回(2007年度)『迷子の警察音楽隊』(監督:エラン・コリリン)イスラエル/フランス
第21回(2008年度)『トルパン』(監督:セルゲイ・ドボルツェボイ)ドイツ/スイス/カザフスタン/ロシア/ポーランド
第22回(2009年度)『イースタン・プレイ』(公開タイトル『ソフィアの夜明け』)(監督:カメン・カレフ)ブルガリア
第23回(2010年度)『僕の心の奥の文法』(監督:ニル・ベルグマン)イスラエル
第24回(2011年度)『最強のふたり』(監督:エリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ)フランス
第25回(2012年度)『もうひとりの息子』(監督:ロレーヌ・レビ)フランス

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