東原遺跡(ひがしはらいせき)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「東原遺跡」の解説

東原遺跡
ひがしはらいせき

[現在地名]大泉村西井出東原

八ヶ岳南麓の泉（いずみ）川右岸に広がる標高九〇〇メートルの平坦な地形面に立地する、平安時代の集落跡。県営圃場整備事業に伴う試掘調査で発見され、昭和五七年（一九八二）発掘調査された。平安時代前半の九世紀後半から一〇世紀前半にかけての竪穴住居跡一二軒、掘立柱建物跡三棟、鍛冶工房跡一軒のほか、溝五本、土壙七基、道遺構一本などを検出した。

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東原遺跡
ひがしばらいせき

[現在地名]三好町足代

吉野川に面した河岸段丘上に位置する平安時代の終りから室町時代にかけての集落遺跡。平成八年（一九九六）に四国縦貫自動車道の建設に先立ち、約一万五八〇〇平方メートルが発掘調査された。調査区のほぼ全面で約四千基に及ぶ柱穴と多数の土坑、池状遺構や東西・南北方向に走る二三条の溝が検出された。建物はすべて掘立柱建物であり、棟を東西あるいは南北方向に向けている。集落は方形を基調とする溝により区画され、整然とした配置をとったものと思われる。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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東原遺跡（読み）ひがしはらいせき

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