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東岩瀬 ひがしいわせ

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世界大百科事典 第2版の解説

ひがしいわせ【東岩瀬】

越中国新川郡(現,富山市),神通川河口右岸の地名。古代からの交通の要所で,《延喜式》に磐瀬駅が見えるが,東岩瀬の初見は1572年(元亀3)。近世初期に神通川の川筋が変化して港を形成,飛驒国と結ばれ,飛驒木材,能登塩の中継点となる。当町の支配は宿方,浦方,田地方に分割され,各町に肝煎(きもいり),組合頭があった。漁業も盛んで1611年(慶長16)に引網,手繰網が12あった。62年(寛文2)には駅馬24匹があり,宿方,田地方が御用を勤めた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

東岩瀬
ひがしいわせ

富山市北部の一地区。旧東岩瀬町。神通(じんづう)川河口右岸にあり、富山湾に面す。河東(かわひがし)七浦の一つで、富山藩政時代から北前(きたまえ)船による越中(えっちゅう)米の積み出しで栄えた。東岩瀬港は大正末期から富山市の外港として富山工業地域を背景に栄え、対満州・朝鮮貿易の重要港でもあった。1943年(昭和18)富山港となり、現在は富山新港の補助港的役割を果たしている。[深井三郎]
『『東岩瀬史料』(1933・東岩瀬町)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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