東洋ゴム工業(読み)とうようゴムこうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東洋ゴム工業」の意味・わかりやすい解説

東洋ゴム工業
とうようゴムこうぎょう

ゴム製品メーカー。 1943年合名会社平野護謨製造所が東洋紡績系列に入り,株式会社に改組され設立。 45年東洋ゴム化工と合併し,現社名に改称。アメリカのゼネラル・タイヤ・インターナショナルとの技術提携によりタイヤの生産体制を確立。 65年には当初主力となったジャイアントタイヤを生産開始。ドイツのコンチネンタルタイヤと提携。各種タイヤ,工業用品,ウレタンなどの化成品の製造,販売が主たる事業。タイヤのなかでも超大型,トラック・バス用に強みをもつ。 99年日産自動車系の鬼怒川ゴムへの出資を拡大し,防振ゴム事業を統合した。売上構成比は,タイヤ 60%,化工品 40%。年間売上高 2387億 6100万円 (連結。うち輸出 28%) ,資本金 239億 7400万円,従業員数 3570名 (1999) 。

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