東海道名所図会(読み)トウカイドウメイショズエ

デジタル大辞泉 「東海道名所図会」の意味・読み・例文・類語

とうかいどうめいしょずえ〔トウカイダウメイシヨヅヱ〕【東海道名所図会】

江戸後期の絵入り名所案内。6巻。秋里籬島あきざとりとう著。竹原春泉斎北尾政美ほか画。寛政9年(1797)刊。京都から江戸に至る東海道の名所の沿革・風景などを図解した説明書。

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精選版 日本国語大辞典 「東海道名所図会」の意味・読み・例文・類語

とうかいどうめいしょずえ‥ダウメイショヅヱ【東海道名所図会】

  1. 江戸後期の絵入名所案内。六巻六冊。秋里籬島著。竹原春泉斎ほか画。寛政九年(一七九七)刊。京都から江戸に至る下りの道中駅路を標準として、名所古跡社寺などを図会にし、古書古歌を引用しつつ解説したもの。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「東海道名所図会」の解説

東海道名所図会
とうかいどうめいしょずえ

東海道沿いの地域を扱った地誌。6巻。秋里籬島(りとう)著。挿絵は竹原春泉斎ら30人。1797年(寛政9)刊。名所旧跡宿場の説明,歴史・伝説・古歌の紹介,土地産物などにふれながら東海道の案内をする。記述範囲は京都から江戸日本橋までで,「伊勢参宮名所図会」「木曾路名所図会」など街道を扱った図会の一つ。東海道を扱った地誌では浅井了意の「東海道名所記」以来の著作。「日本名所風俗図会」所収

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