ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東温市」の意味・わかりやすい解説 東温〔市〕とうおん 愛媛県中部,松山市の東に接する市。松山平野の東部に位置し,東に石鎚山脈,南に皿ヶ嶺連峰,北に高縄山塊を望み,三方の山間部と西の松山平野へ向かって広がる扇状の平坦地などから形成される。市の中央を重信川が流れる。 2004年9月,重信町と川内町が合併して発足。古くから農林業が盛んで,米,野菜,花卉,柑橘類などを栽培。近年は道路網の整備と隣接する県都松山市の発展等を背景に,宅地化が進んでいる。白猪滝,唐岬滝などの景勝地があり,付近一帯は皿ヶ嶺連峰県立自然公園に属する。北吉井のビャクシン,お吉泉のオキチモズク発生地は天然記念物。四国縦貫自動車道 (松山自動車道) のインターチェンジがあり,国道 11号線,494号線が通る。伊予鉄道横河原線が横河原を起点とし,松山市に通じている。面積 211.30km2。人口 3万3903(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「東温市」の解説 東温市とうおんし 2004年9月21日:温泉郡重信町・川内町が合併・市制施行⇒【重信町】愛媛県:温泉郡⇒【川内町】愛媛県:温泉郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by