デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松崎蘭谷」の解説 松崎蘭谷 まつざき-らんこく 1674-1735 江戸時代前期-中期の儒者,書家。延宝2年生まれ。伊藤仁斎にまなび,その推挙で丹波篠山(ささやま)藩(兵庫県)につかえる。伊藤東涯と親交。本草学に造詣(ぞうけい)がふかく,書はとくに草書,隷書をよくした。享保(きょうほう)20年7月9日死去。62歳。名は祐之。字(あざな)は子慶。通称は多助。別号に甘白,梅処。著作に「甘白雑録」,編著に「史徴」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例