松平直之(読み)マツダイラ ナオユキ

20世紀日本人名事典 「松平直之」の解説

松平 直之
マツダイラ ナオユキ

明治〜昭和期の伯爵 貴院議員。



生年
文久1年7月27日(1861年)

没年
昭和7(1932)年4月11日

出身地
筑後国(福岡県)

経歴
上野前橋藩主・松平直克長男に生まれる。松平基則(松平典則三男)の養子となり、明治40年家督を継ぎ、伯爵となる。44年〜大正9年貴族院議員を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平直之」の解説

松平直之(1) まつだいら-なおゆき

1682-1718 江戸時代中期の大名
天和(てんな)2年4月26日生まれ。出雲(いずも)(島根県)広瀬藩主松平近時(ちかとき)の次男松平直堅(なおかた)の子直知(なおとも)の養子となり,享保(きょうほう)2年越後(えちご)(新潟県)糸魚川(いといがわ)藩主松平(越前(えちぜん))家初代。1万石。同藩藩主は江戸定府(じょうふ)大名。享保3年10年6日死去。37歳。

松平直之(3) まつだいら-なおゆき

1861-1932 明治-昭和時代前期の華族
文久元年7月27日生まれ。上野(こうずけ)前橋藩主松平直克(なおかつ)の長男。松平基則(もとのり)の養子となり,明治40年家督をつぐ。伯爵。44年貴族院議員。昭和7年4月11日死去。72歳。筑後(ちくご)(福岡県)出身

松平直之(2) まつだいら-なおゆき

1768*-1786 江戸時代中期の大名。
明和4年11月19日生まれ。松平直泰(なおひろ)の長男。天明4年播磨(はりま)(兵庫県)明石(あかし)藩主松平(越前(えちぜん))家5代となる。天明6年4月14日死去。20歳。通称は処次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android