事典 日本の地域ブランド・名産品 「松本家具」の解説
松本家具[木工]
まつもとかぐ
松本市で製作されている。起源は16世紀後半に遡るという。江戸時代末期には、庶民の生活で使う家具としてつくられ始め、産地が形成された。欅などの無垢材を木地とし、塗装には漆・柿渋を使用。箪笥・飾棚・座卓などがつくられる。1976(昭和51)年2月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報