コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

林崎重信 はやしざき しげのぶ

2件 の用語解説(林崎重信の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

林崎重信 はやしざき-しげのぶ

1542-? 織豊時代の剣術家。
天文(てんぶん)11年生まれ。陸奥(むつ)の人。抜刀居合(いあい)術中興の祖神夢想林崎流の創始者で,出羽(でわ)楯岡(たておか)(山形県)の林崎明神に祈願し,夢想のなかで極意をえたという。長柄(ながつか)の長刀を使用した。おおくの分派がある。通称は甚助。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

林崎重信
はやしざきしげのぶ

抜刀居合(ばっとういあい)術の中興始祖。通称甚助(じんすけ)。戦国期末から近世初頭の人で、神夢想(しんむそう)林崎流の創始者。重信の伝は明らかではないが、本姓北条氏、奥州伊達(だて)郡に住し、初め神道(しんとう)流を学んで兵法者を志し、もっぱら刺撃の術にくふうを重ね、出羽(でわ)国楯岡(たておか)(山形県村山市内)の林之明神(はやしのみょうじん)に参籠(さんろう)祈願すること一百日、発剣に長柄(ながつか)の刀の有利なことを悟り、夢想のなかに万字剣(まんじけん)という居合の極意を発明したという。やがて神夢想流と称して諸国を遍歴し、武州一宮(いちのみや)などで教授したが、後年の消息は不明という。門人に高松勘兵衛信勝(たかまつかんべえのぶかつ)(一宮流)、東下野守元治(とうしもつけのかみもとはる)(神明夢想東(しんめいむそうとう)流)、田宮平兵衛重(成)正(たみやへいべえしげまさ)(田宮流)、片山伯耆守久安(かたやまほうきのかみひさやす)(伯耆流)などあり、流裔(りゅうえい)に多くの分派を生じた。[渡邉一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

林崎重信の関連キーワード有馬乾信大野将監大橋勘解由左衛門小松一卜斎宍戸司箭神後宗治新免無二斎富田景政戸田清玄水谷八弥

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone