デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「染松七三郎」の解説 染松七三郎(初代) そめまつ-しちさぶろう 1707-1762 江戸時代中期の歌舞伎役者。宝永4年生まれ。水木染之助の門人。享保(きょうほう)4年京都の早雲座に色子としてでて,のち若女方となる。19年染松七三郎を名のり立役(たちやく)となった。和事を得意として京坂で活躍した。宝暦12年9月10日死去。56歳。京都出身。前名は水木染松。俳名は松剣,魚光。 染松七三郎(2代) そめまつ-しちさぶろう ?-? 江戸時代中期の歌舞伎役者。京都の中の芝居で立役(たちやく)をつとめる。安永4年(1775)2代七三郎を襲名し,京坂で活躍。天明6年中村吉三郎と改名,江戸の森田座,市村座に出演した。和事と実事を得意とした。初名は玉村徳三郎。前名は嵐小七(2代),嵐玉徳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by