柳ヶ瀬(読み)ヤナガセ

関連語 賤ヶ岳 戦い

日本大百科全書(ニッポニカ) 「柳ヶ瀬」の意味・わかりやすい解説

柳ヶ瀬
やながせ

滋賀県北端部、長浜市(ながはまし)の集落。柳ヶ瀬断層谷にあり、近世北国(ほっこく)街道(国道365号)と刀根(とね)越えの分岐点として栄え、彦根(ひこね)藩の関所が設けられた。1964年(昭和39)まで国鉄北陸本線(柳ヶ瀬線)が通過していた。鉄道柳ヶ瀬トンネルは現在も道路トンネルとして利用されている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の柳ヶ瀬の言及

【岐阜[市]】より

…繊維問屋街の販売機能の拡大にともない,製品供給源である縫製工場も市内外に急速に増加し多種多様の製品を製造している。小売業の中心地は柳ヶ瀬(やながせ)で,デパート,各種の専門店のほかに飲食店,映画館,パチンコ店などのサービス業が密集する繁華街となっている。特産品には加納を中心に近世から行われる和傘,旧市内の岐阜ちょうちん,うちわがある。…

※「柳ヶ瀬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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