柴田順作(読み)しばた じゅんさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴田順作」の解説

柴田順作 しばた-じゅんさく

1814-1891 江戸後期-明治時代の農政家。
文化11年5月生まれ。駿河(するが)(静岡県)庵原郡(いはらぐん)原村名主。天保(てんぽう)の飢饉(ききん)による農民困窮をすくうため,下野(しもつけ)(栃木県)にいた二宮尊徳に教えをうける。帰郷して農業改革につとめ,片平信明らと各地に報徳社をつくり,明治11年駿河東報徳社に発展させた。明治24年4月23日死去。78歳。名は堅節。字(あざな)は光年通称ははじめ権左衛門。号は松斎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android