桐壺の帝(読み)キリツボノミカド

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精選版 日本国語大辞典 「桐壺の帝」の意味・読み・例文・類語

きりつぼ【桐壺】 の 帝(みかど)

  1. 源氏物語」に出てくる人物。前半花宴(はなのえん)の巻まで天皇として在位。光源氏、朱雀院(すざくいん)冷泉院(れいぜいいん)帥宮(そちのみや)、蛍兵部卿宮などの父。桐壺の更衣を寵愛したため、仮にこう呼ばれる。桐壺の更衣の死後は、更衣によく似た藤壺を入内(じゅだい)させる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「桐壺の帝」の意味・わかりやすい解説

桐壺の帝
きりつぼのみかど

桐壺の院ともいう。『源氏物語』中の人物。「桐壺」の巻から「花宴」の巻まで在位,朱雀院に譲位後,「賢木」の巻で崩御後宮に桐壺の更衣,藤壺の中宮ら,皇子に朱雀院,光源氏,宇治八の宮らがいる。崩御後,源氏や朱雀院の夢に現れる。

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