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桐柏山脈 とうはくさんみゃくTóng bǎi shān mài

世界大百科事典 第2版の解説

とうはくさんみゃく【桐柏山脈 Tóng bǎi shān mài】

中国の河南省と湖北省の省境にあり,淮陽(わいよう)山脈の西部分に属し,北西から南東に走る山脈。主峰の太白頂(1140m)は桐柏県の西にあり,淮河の発源地である。淮河水系と長江(揚子江)水系の分水嶺をなすが,西方では長江水系の漢水の支流である唐河,白河などが河南省内に流域を有する。玉女,臥竜,紫霄(ししよう),翠微,蓮花の諸峰が連なる。解放後,淮河治水計画により,大波嶺ダムや南湾ダムが建設された。【林 和生

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

桐柏山脈
とうはくさんみゃく / トンパイシャン

中国東部、揚子江(ようすこう)中流域と淮河(わいが)流域を分ける山脈。秦嶺(しんれい)山脈の南東への延長部にあり、延長約100キロメートル。東は大別山脈に続き、河南・湖北両省の境界線になっている。『書経』の「禹貢(うこう)」に「淮を桐柏より導く」とあり、古くから知られている。山は険しく、落葉広葉樹林に覆われている。[酒井敏明]

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