桜島大根(読み)サクラジマダイコン

デジタル大辞泉 「桜島大根」の意味・読み・例文・類語

さくらじま‐だいこん【桜島大根】

ダイコンの一品種。桜島で栽培され、根は球形で大きく、3~5キロにもなる。

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精選版 日本国語大辞典 「桜島大根」の意味・読み・例文・類語

さくらじま‐だいこん【桜島大根】

  1. 〘 名詞 〙 ダイコンの栽培品種日本で改良され鹿児島県桜島に特産する。根は球形または球状紡錘形で径五〇センチメートル、重さ一五キログラムに達する。漬物にする。《 季語・春 》

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事典 日本の地域ブランド・名産品 「桜島大根」の解説

桜島大根[根菜・土物類]
さくらじまだいこん

九州・沖縄地方、鹿児島県の地域ブランド。
世界最大の大根として有名な桜島大根は、19世紀初頭から知られていた。当時は長太い形であった。現在のような球形になったのは、明治時代以降。栽培方法は個々農家によって異なるが、おおむね8月下旬から9月上旬に播種がおこなわれる。桜島の火山灰土質や温暖な気候で元気に育った大根は、みずみずしく肉質のやわらかい甘みがある大根となる。根には、ビタミンCジアスターゼなどの消化酵素が豊富に含まれる。

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デジタル大辞泉プラス 「桜島大根」の解説

桜島大根

鹿児島県鹿児島市で生産されるダイコン。大きさは平均7~10kg、大きなもので20~30kgにもなる。世界最大種としてギネスブックにも登録された。肉質は緻密で柔らかく、甘みがあり、煮物にも生食にも向く。起源定説は不明だが、18世紀に既に栽培されていた記録がある。

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