梅若 実(2代目)(読み)ウメワカ ミノル

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「梅若 実(2代目)」の解説

梅若 実(2代目)
ウメワカ ミノル


職業
能楽師(観世流シテ方)

肩書
梅若家16代目 日本芸術院会員〔昭和30年〕

本名
梅若 氏康(ウメワカ ウジヤス)

別名
幼名=梅若 竹世,前名=梅若 六郎(54代目)

生年月日
明治11年 4月28日

出生地
東京

経歴
先代梅若実の二男。明治33年54代梅若六郎襲名。免状発行問題のこじれから大正10年観世宗家から破門され、兄の万三郎らと梅若流を興し、兄の観世流復帰とともに梅若流を守った。昭和23年に隠居して梅若実。29年息子の梅若六郎の代に観世流に戻って、長い“観梅問題”に決着がついた。30年芸術院会員。著書に「梅若実聞書」がある。

所属団体
日本能楽会

没年月日
昭和34年 8月16日 (1959年)

家族
父=梅若 実(初代),兄=梅若 万三郎(初代),長男=梅若 六郎(55代目),二男=梅若 雅俊,三男=梅若 恭行,孫=梅若 玄祥(2代目)

親族
義弟=観世 銕之丞(6代目)(=華雪),女婿=宇野 信夫(劇作家)

伝記
心に残る人々お能・老木の花 白洲 正子 著白洲 正子 著(発行元 講談社講談社 ’96’93発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「梅若 実(2代目)」の解説

梅若 実(2代目)
ウメワカ ミノル

明治〜昭和期の能楽師(観世流シテ方) 梅若家16代目。



生年
明治11(1878)年4月28日

没年
昭和34(1959)年8月16日

出生地
東京

本名
梅若 氏康(ウメワカ ウジヤス)

別名
幼名=梅若 竹世,前名=梅若 六郎(54代目)

経歴
先代梅若実の次男。明治33年54代梅若六郎を襲名。免状発行問題のこじれから大正10年観世宗家から破門され、兄の万三郎らと梅若流を興し、兄の観世流復帰とともに梅若流を守った。昭和23年に隠居して梅若実。29年息子の梅若六郎の代に観世流に戻って、長い“観梅問題”に決着がついた。30年芸術院会員。著書に「梅若実聞書」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「梅若 実(2代目)」の解説

梅若 実(2代目) (うめわか みのる)

生年月日:1878年4月28日
明治時代-昭和時代の能楽師
1959年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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