梅鉢(読み)ウメバチ

精選版 日本国語大辞典 「梅鉢」の意味・読み・例文・類語

うめ‐ばち【梅鉢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 紋所、または紋様の名。単弁の梅の花を正面から見て図案化したもの。うめばち、けんうめばち、ほしうめばちなど種々ある。菅原道真、加賀の前田家の家紋として有名。
    1. 梅鉢@星梅鉢
      梅鉢@星梅鉢
    2. [初出の実例]「梅鉢(バチ)をひらきしみなり梅法師〈繁勝〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)五)
  3. 囲碁で、一つの石に隣接した四方の点に同じ石が一子ずつある形。通常よくない形とされる。
  4. さいころ賭博で、さいころの目が五のこと。
    1. [初出の実例]「『今度も梅鉢だ。五だよ、五だよ』と助は云ふ」(出典:夜の雪(1898)〈幸田露伴〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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