出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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植松自謙
うえまつじけん
[生]寛延3(1750).信濃,諏訪
[没]文化7(1810).5.4. 京都
江戸時代後期の心学者。名は徳恭,通称和助。父は諏訪在の名主。中沢道二のもとで石田梅岩の心学を学び,寛政6 (1794) 年 45歳のとき,道話を開始し,諸国を遊説した。享和3 (1803) 年道二が病死すると同時に,道二の参前舎を継ぎ舎主となった。その後は大島有隣と隔年に舎の責任を担当した。京都で遊説中病死。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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植松自謙 うえまつ-じけん
1750-1810 江戸時代後期の心学者。
寛延3年生まれ。信濃(しなの)瀬沢新田村(長野県富士見町)の名主の役を弟にゆずり,江戸で参前舎の中沢道二にまなぶ。師の没後は大島有隣(うりん)と交代で参前舎主をつとめた。信濃,甲斐(かい)(山梨県)など各地をめぐって教えを説き,和助菩薩(ぼさつ)とよばれた。文化7年5月4日死去。61歳。名は徳恭。通称は和助。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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