椎間板(読み)ついかんばん(英語表記)intervertebral disc

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

椎間円板ともいう。脊柱椎骨骨の間にある線維軟骨組織。脊椎上下からの衝撃を緩和するクッション役割をしている。上下面の硝子様の軟骨板と線維輪,および中央部にあるやわらかい髄核の3部から成る。脊柱の運動は,この椎間板の弾力性と,脊柱後部の脊椎関節によって可能となる。

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百科事典マイペディアの解説

椎間円板ともいう。脊椎の椎体と椎体の間をつなぐ維軟骨の円板。周辺部は繊維が豊富で繊維輪と呼ばれ,内部は髄核という柔らかい組織で,その中心部には胎生期の脊索の残りが含まれる。
→関連項目脊椎椎間板ヘルニア

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栄養・生化学辞典の解説

 椎間円板ともいう.脊柱の椎骨の間にある板状の組織で,軟骨終板,髄核,線(繊)維輪からなる.

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 脊椎骨の間に介在する軟骨を中心とした繊維性の円板。脊椎間の緩衝器の役を果たしている。これが後方へ脱出すると椎間板ヘルニアを起こす。

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世界大百科事典内の椎間板の言及

【ぎっくり腰】より


[ぎっくり腰の原因]
 〈ぎっくり腰〉の原因となる病気は一つではなく,非常にさまざまである。最も多い原因は,背骨の椎骨と椎骨との間にある軟骨,すなわち椎間板の病気である。椎間板は弾力性がありクッションのような作用をしているが,20歳を過ぎればすでに老化現象が始まり,外力に対して少しずつ弱くなり,急激な動作などによってその一部が破れたり飛び出したりして神経を圧迫するなどにより,急性の腰痛をひき起こす(椎間板ヘルニア)。…

※「椎間板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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