検する(読み)ケンスル

デジタル大辞泉 「検する」の意味・読み・例文・類語

けん・する【検する】

[動サ変][文]けん・す[サ変]調べる。検査する。
「吾れ内部を開き―・するに実に火薬あるなし」〈独歩愛弟通信
[類語]調べるけみするえっする改める検査する点検する検分する吟味する実検する臨検する検閲する査閲する監査するチェックする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「検する」の意味・読み・例文・類語

けん‐・する【検・撿】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]けん・す 〘 他動詞 サ行変 〙
  2. とりしらべる。あらためる。検査する。
    1. [初出の実例]「凡仕丁重病不駈使者、本司移省撿実申官」(出典延喜式(927)二二)
    2. 「先づ寄者の姓名を検(ケン)し匇々之を開て読一読し」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五一)
  3. とりしまる。しめくくる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android