改める(読み)アラタメル

デジタル大辞泉 「改める」の意味・読み・例文・類語

あらた・める【改める】

[動マ下一][文]あらた・む[マ下二]
新しくする。古いもの、旧来のものを新しいものと入れ替える。「日を―・める」「第一項は次のように―・める」
悪い点、不備な点をよいほうへ変える。改善する。「態度を―・める」「悪習を―・める」
服装や態度をきちんとする。「居ずまいを―・めて拝聴する」
正しいかどうか詳しく調べて確かめる。吟味する。「罪状を―・める」「財布中身を―・める」
[補説]13は「革める」、4は「検める」とも書く。
電話をかけて相手が不在であると「では、改めます」と言う人がいるが、これはおかしい。「では、改めてお電話します(いたします)」と言う方がよい。平成10年代半ば頃からの言い方か。
直す[用法]
[類語]改良改善検査調べる検するけみするえっする点検する検分する吟味する実検する臨検する検閲する査閲する監査するチェックする直す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android