20世紀日本人名事典 「楢崎勤」の解説 楢崎 勤ナラサキ ツトム 昭和期の小説家,編集者 生年明治34(1901)年11月7日 没年昭和53(1978)年12月1日 出生地山口県萩市 学歴〔年〕中学(京城)卒 経歴大正14年新潮社に入社し、翌年から「新潮」の編集に従事。以来20年間、編集主幹中村武羅夫の下で敗戦の年まで、ほとんど独力で編集実務を取り仕切った。傍ら、「近代生活」の同人に参加、「白粉草が春菊になつた話」「神聖な裸婦」「相川マユミといふ女」「希望」など創作を発表して、新興芸術派の作家としても活躍した。戦後、昭和21年読売新聞社文化部に移り、図書編集部長などを歴任。退職後「作家の舞台裏」を刊行した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楢崎勤」の解説 楢崎勤 ならさき-つとむ 1901-1978 昭和時代の編集者,小説家。明治34年11月7日生まれ。新潮社にはいり,雑誌「新潮」を編集。かたわら小説をかき,中村武羅夫(むらお)を中心とする十三人倶楽部(クラブ)に属し,新興芸術派倶楽部にも参加。戦後は読売新聞社初代図書編集部長。昭和53年12月1日死去。77歳。山口県出身。同志社大中退。作品に「神聖な裸婦」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by