極超音速飛行実験(読み)ごくちょうおんそくひこうじっけん(その他表記)Hypersonic Flight Experiment; HYFLEX

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「極超音速飛行実験」の意味・わかりやすい解説

極超音速飛行実験
ごくちょうおんそくひこうじっけん
Hypersonic Flight Experiment; HYFLEX

日本版スペースシャトル「ホープ」 (HOPE) 開発の第2段階として行なわれた実験大気圏に再突入する際の耐熱性や空力特性,誘導制御などに関する実証を得る目的で,宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所 (→宇宙航空研究開発機構 ) が共同で開発した全長 4.4m,最大幅 1.36m,重量約 1073kgの実験機を 1996年2月,種子島宇宙センターからJ-Iロケットで打ち上げ,切り離し実験が行なわれ,各種データを得ることができた。パラシュートにより小笠原諸島近海に無事着水したが,フロートにつながるロープが切れたため機体回収には失敗した。

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