日本歴史地名大系 「横堀町」の解説
横堀町(横堀村)
よこぼりまち(よこぼりむら)
奥羽山脈と出羽丘陵の南北に走る断層谷に発達した街村。雄物川と
「続日本紀」天平宝字三年(七五九)九月二六日条にみえる「横河」は横堀・寺沢辺りに比定されている。南山麓の
正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に横堀村とあり、高の記載はない。高は寺沢村に含まれていたもので、享保一四年(一七二九)の雄勝郡御黒印吟味覚書(秋田県庁蔵)に「正保寺沢村、同絵図横堀町郷形有、寛文貞享横堀村、元禄宝永享保横堀町と記、但諸帳両村高を纏候付、今度郷村帳横堀寺沢村と記、御黒印両村江被下、郷帳江も両村記」と記す。
横堀町
よこぼりまち
横堀町
よこぼりちよう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報