横河電機(読み)よこがわでんき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「横河電機」の意味・わかりやすい解説

横河電機
よこがわでんき

工業計器,測定器のトップメーカー。 1915年横河民輔により電気計器研究所として個人創業。 16年横河電機製作所と改称。 20年株式会社に改組して現社を設立した。 63年高周波測定器部門強化のため合弁会社,横河・ヒューレット・パッカードを設立。 83年北辰電機製作所を合併し横河北辰電機と改称,86年現社名変更。プロセス計装制御システムや電子式制御装置といった工業計器,計測器,CAD・CAMシステムなどの情報機器,舶用機器,航空機器を製造,販売する。石油・化学分野で圧倒的強さをみせる。売上構成比は,制御・情報機器 84%,計測器 11%,航空・宇宙機器5%。年間売上高 2801億 8500万円 (連結。うち輸出 22%) ,資本金 323億 600万円,従業員数 6049名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「横河電機」の解説

横河電機

正式社名「横河電機株式会社」。英文社名「YOKOGAWA ELECTRIC CORPORATION」。電気機器製造業。大正9年(1920)「株式会社横河電機製作所」設立。昭和58年(1983)「株式会社北辰電機製作所」と合併し「横河北辰電機株式会社」に改称。同61年(1986)現在の社名に変更。本社は東京都武蔵野市中町。工業用計器メーカー。国内最大手。東京証券取引所第1部上場。証券コード6841。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報