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歌披講 うたひこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

歌披講
うたひこう

歌会和歌を披露すること,またその形式。一定作法と,一定の音楽的曲節で和歌を朗詠するもので,平安時代から行われ,現在も宮中歌会始にみられる。講師 (1人) ,発声 (1人) ,講頌 (数人) という歌い手によって歌われ,その旋律型には甲調,乙調,上甲調の3種がある。綾小路 (二条) ,冷泉の2流がある。

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デジタル大辞泉の解説

うた‐ひこう〔‐ヒカウ〕【歌披講】

一定の作法・形式に従って、和歌を節づけして披露すること。平安中期から行われ、現在も新年の歌会始め勅題選歌を披露する行事として残っている。

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大辞林 第三版の解説

うたひこう【歌披講】

歌会で、一定の形式に従って節づけして披露すること。二条流・冷泉れいぜい流がある。新年の歌御会始めなどに残る。

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世界大百科事典内の歌披講の言及

【講師】より

…なお古代・中世には,国分寺におかれた僧官名を講師または国師と称した。(2)歌披講(うたひこう)(歌会・歌合せ)で詩歌を朗詠し披露する役の人。独特の節まわしで旋律的に朗唱する。…

【読師】より

…地味な役割であるが,大規模な法要では講師と同様に輿(こし)で入場するほど重視されている。また宮中における歌会始の歌披講(うたひこう)の読師は式の進行役を務め,講師が和歌を詠ずる。【高橋 美都】。…

※「歌披講」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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