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武経総要 ぶけいそうよう Wu-jing zong-yao; Wu-ching tsung-yao

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

武経総要
ぶけいそうよう
Wu-jing zong-yao; Wu-ching tsung-yao

中国の兵法に関する書。 40巻。宋の康定1 (1040) 年,曾公亮その他が仁宗の勅命により編集。前集 15巻は制度について,5巻は辺防について,後集 15巻は兵戦の故事について,5巻は占候について述べている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶけいそうよう【武経総要 Wǔ jīng zŏng yào】

中国,北宋代の兵書。曾公亮(そうこうりよう),丁度(ていたく)らの奉勅撰。40巻。康定年間(1040‐41),西夏の李元昊(りげんこう)との戦いのさなか,古来の兵法と現実の軍略についての仁宗の下問にこたえ,1044年(慶暦4)に成立。制度15巻・辺防5巻の前集と,故事15巻・占候5巻の後集に分かれる。数多くの陣図,武具図を含む。火薬の製法や使用法の記事が注目される。明の正統と万暦の刊本,四庫全書珍本初集本がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

武経総要
ぶけいそうよう

中国、宋(そう)代の軍事技術書。北宋の曽公亮(そうこうりょう)、丁度(ていたく)らの撰(せん)により、1044年に完成。全40巻からなる。当時、西夏(せいか)の侵入などもあって、仁宗(じんそう)が曽公亮らに命じて兵法、作戦、軍事技術などの知識をまとめさせた。前・後の2集に分かれ、前集は制度15巻・辺防5巻、後集は故事15巻・占候5巻となっている。兵器類や陣立てなどの図が多く掲載され、火薬の製法や使用法、火炎放射器の類などの記事がある。[宮島一彦]
『吉田光邦著『中国科学技術史論集』(1972・日本放送出版協会)』

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世界大百科事典内の武経総要の言及

【火薬】より

…五代を経て宋代になると,火薬を装てんした火器が多数考案された。 仁宗の1044年(慶暦4)に曾公亮が書いた《武経総要》にはいろいろな火器とそれに使用した火薬の処方が書かれている。ここには2種類の処方があるが,それらの重要組成はいずれもほぼ硝石50%,硫黄25%であり,これに木炭のほか雑多な刺激性物質が含まれた。…

【技術史】より

… 近世に入ると技術は急速に発達したので,新技術への注目や技術史への関心が芽生えた。最も早く近世に入った中国では,沈括(しんかつ)が《夢渓筆談》で活字印刷術や磁針その他について多数記述し,曾公亮の《武経総要》は磁針や火薬をはじめとする多数の技術記録を残した。西欧では,ビラール・ド・オヌクールがその《画帖》に当時の技術を記録しているが,とくに15~16世紀に新技術を記載した書物が多数出現し,F.ベーコンはこれらの技術誌を学問の中に位置づける新しい学問分類を提案した。…

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