気圧の尾根(読み)キアツノオネ

デジタル大辞泉 「気圧の尾根」の意味・読み・例文・類語

きあつ‐の‐おね〔‐をね〕【気圧の尾根】

天気図で、高気圧中心からU字状に細長く伸びている高圧部。気圧の峰。
[類語]気圧高気圧低気圧熱帯低気圧温帯低気圧移動性高気圧気圧配置気圧の谷西高東低南高北低圧力

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気圧の尾根」の意味・読み・例文・類語

きあつ【気圧】 の 尾根(おね)

  1. 二つの低気圧にはさまれ、細長くのびた気圧の高い区域。⇔気圧の谷

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「気圧の尾根」の意味・わかりやすい解説

気圧の尾根
きあつのおね
ridge

天気図において,高気圧の中心から細長く延びた気圧の高い部分。そのなかで最も気圧の高いところを結んだ線を峰線(リッジライン)という。気圧の峰付近には下降気流があり,雲は消散し天気がよくなる。(→気圧の谷

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「気圧の尾根」の意味・わかりやすい解説

気圧の尾根【きあつのおね】

等圧線形式一種。高気圧の中心から細長くのびた気圧の高い部分。気圧の峰ともいう。上空の偏西風帯中ではほぼ南北にのび,気圧の谷と交互に並んで東進し,その東側地上に移動性高気圧を伴うことが多い。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android