水心(読み)ミズゴコロ

デジタル大辞泉 「水心」の意味・読み・例文・類語

みず‐ごころ〔みづ‐〕【水心】

水泳の心得。
魚心うおごころあれば水心」の略。

すい‐しん【水心】

河川湖沼などの中央部。

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精選版 日本国語大辞典 「水心」の意味・読み・例文・類語

すい‐しん【水心】

  1. 〘 名詞 〙 水面中心。河湖の中央の部分
    1. [初出の実例]「無限恩涯知止足、何因渇望水心清」(出典菅家文草(900頃)六・敬奉和左大将軍扈従太上皇、舟行有感見寄之口号)
    2. 「其潯に若葉の山を映し、水心に天色の碧を浮べ」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二)
    3. [その他の文献]〔薩都剌‐織女図詩〕

みず‐ごころみづ‥【水心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 水泳の心得。泳ぎのたしなみ。
    1. [初出の実例]「郎等男ひとり、水心(ミヅココロ)ある者にて」(出典:発心集(1216頃か)四)
  3. うおごころ(魚心)あれば水心」「みずごころ(水心)あれば魚心」の略。

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普及版 字通 「水心」の読み・字形・画数・意味

【水心】すいしん

川や湖の中央のところ。

字通「水」の項目を見る

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