水琴窟(読み)すいきんくつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

水琴窟
すいきんくつ

水音を楽しむために,庭園に仕掛けられた装置。手水 (ちょうず) 排水口の下に水瓶などを伏せて埋め,その中にたまった水に,手水からの水のが落ちて,を弾くような音が聞こえるようにする。ししおどしなどと並んで,日本人の音との付き合い方を示唆しており,環境音楽への関心が高まるのと並行して話題となることが多い。

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デジタル大辞泉の解説

すいきん‐くつ【水琴窟】

庭や茶室の外に仕組み、水滴が落下して発する、かすかな水音を楽しむ装置。縦穴を掘り、穴水盆と排水口を作る。素焼きの底に小さな穴を開け、瓶口を下に縦穴の中に置く。瓶の周囲と瓶底の上に小石を敷き詰める。小石の隙間を通って瓶の穴から水盆に落ちた水滴が反響してのような音が響く。

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精選版 日本国語大辞典の解説

すいきん‐くつ【水琴窟】

〘名〙 庭園施設の一つ。地中に伏瓶(ふせがめ)を埋め込んで空洞を作り、そこにしたたり落ちる水が反響して、琴の音色に聞こえるようにしたもの。

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