コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

水血症(読み)スイケツショウ

大辞林 第三版の解説

すいけつしょう【水血症】

血液中の水分の割合が異常に増量した状態。腎機能の低下、癌がんの悪液質、貧血症などで起こる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水血症
すいけつしょう

血液中の水分が増加した状態。血液は血球と血漿(けっしょう)とからなるが、健康者ではその比率(ヘマトクリット値、赤血球容積率)は1対2.5前後であり、血液に水分が増加すると、血漿が増加し、この比率が変化する。水血症の反対の現象を脱水症といい、水分が減少してヘマトクリット値があがる。原因からみて、水分の排泄(はいせつ)が悪い場合として急性腎炎(じんえん)、急性腎不全があり、血漿は正常でも血球が減少する場合(比較的水血症)として貧血がある。また、水分を過剰に与えすぎた場合にも一過性におこる。余分な水分は腎臓を介して尿として排泄されるので、大きな害はないが、長い間水血症が続くと心不全をおこす場合があり、ことに高齢者、幼児におこりやすい。[伊藤健次郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android