血液中の水分が増加した状態。血液は血球と血漿(けっしょう)とからなるが、健康者ではその比率(ヘマトクリット値、赤血球容積率)は1対2.5前後であり、血液に水分が増加すると、血漿が増加し、この比率が変化する。水血症の反対の現象を脱水症といい、水分が減少してヘマトクリット値があがる。原因からみて、水分の排泄(はいせつ)が悪い場合として急性腎炎(じんえん)、急性腎不全があり、血漿は正常でも血球が減少する場合(比較的水血症)として貧血がある。また、水分を過剰に与えすぎた場合にも一過性におこる。余分な水分は腎臓を介して尿として排泄されるので、大きな害はないが、長い間水血症が続くと心不全をおこす場合があり、ことに高齢者、幼児におこりやすい。
[伊藤健次郎]
一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。寒中(かんちゅう)。《 季語・冬 》[初出の実例]「寒(カン)の中 薬喰 声つかふ 酒作 紅粉(べに) 門垢離(かどごり)」(出典:俳...