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脱水症 だっすいしょう dehydration

翻訳|dehydration

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

脱水症
だっすいしょう
dehydration

体内の水分量が不足した状態をいう。水分摂取量の不足,重作業,スポーツ,高熱環境などによる体液の急速な喪失,高熱,下痢などの病的条件による水分の大量喪失などで起る。皮膚や粘膜の乾燥,血圧の低下,頻脈などが起る。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

だっすい‐しょう〔‐シヤウ〕【脱水症】

体内の水分および電解質が欠乏した状態。多汗・多尿、重度の下痢などの場合に起こる。脱水症状

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百科事典マイペディアの解説

脱水症【だっすいしょう】

体液が欠乏した状態。水分欠乏による高張性脱水症と,塩分,特に食塩欠乏による低張性脱水症がある。前者は各種疾患による飲水不能や多量の発汗などの際に起こり,口渇,乏尿,衰弱感や,興奮,幻覚,不眠等の精神症状などを呈する。
→関連項目点滴

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世界大百科事典 第2版の解説

だっすいしょう【脱水症 dehydration】

体の水分(体液)が欠乏していろいろな症状があらわれた状態をいう。体液には水分のほかにナトリウムイオンNa,カリウムイオンK,塩素イオンClなどの電解質が含まれているので,単に水分の欠乏による症状のみではなく,それらの電解質の欠乏のために起こる症状もあらわれる。 脱水症をおこす原因としては,乳児では下痢(乳児下痢症)や嘔吐によるものが多い。乳児ではそのほか,発熱のために発汗がひどいときや,口内炎ができてミルクや水分を飲まなくなって脱水症状になってしまうことがある。

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大辞林 第三版の解説

だっすいしょう【脱水症】

嘔吐・下痢・高度発汗・多尿などにより、体内の水分や電解質が多量に失われた状態。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

脱水症
だっすいしょう
dehydration

体内の水分(体液)が不足した状態をいう。体液にはナトリウムイオンなどの電解質が含まれており、水欠乏と同時に電解質の不足も生ずる。脱水症は低張性、高張性、等張性の三つに分類される。体液が喪失するとき、水分よりも電解質のほうが多く失われると低張性(ナトリウム欠乏性)脱水症となる。逆に水分の喪失のほうが電解質よりも多ければ高張性(水欠乏性)脱水症、水分と電解質が同じ割合に失われると等張性(混合性)脱水症となる。生体はつねに不感蒸散によって水分が失われており、嘔吐(おうと)や下痢、意識障害などで水分の経口摂取が不十分な状態では高張性脱水症になりやすく、糖尿病や副腎(ふくじん)不全のように尿から慢性的に電解質が失われると低張性脱水症に陥りやすい。また、もっともしばしばみられるショック、外傷、熱傷などで体液が大量かつ急激に失われる状態では等張性脱水症となる。これらの鑑別診断は血漿(けっしょう)ナトリウム値や浸透圧の測定により行われる。測定値が高ければ高張性脱水症であり、低ければ低張性脱水症である。測定ができない場合は臨床症状などから推定する。高張性では口渇感や尿量減少などが著しく、低張性では血圧低下、頻脈、神経症状などが著しい。治療はいずれも、水分と電解質の不足量を輸液によって補給する。
 なお、小児科ではとくに水分の欠乏のみでなく、電解質のバランス失調や酸塩基平衡の失調などの体液異常も、小児疾患の危険信号として重視されており、日常的に輸液が行われている。また、小児の水分欠乏量は体重から判定されている。短期間に健康時の体重の3%前後の減少があれば軽度、7%前後では中等度、10%前後では高度の脱水症とみられ、15%以上では死の近いことを意味する。[山口規容子]

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