求心力(読み)きゅうしんりょく

精選版 日本国語大辞典「求心力」の解説

きゅうしん‐りょく キウシン‥【求心力】

〘名〙 物体が円運動をするとき、物体に対してその中心に向かってはたらく力。向心力。中心力。⇔遠心力。〔暦象新書(1798‐1802)〕
※窮理図解(1868)〈福沢諭吉〉七章「日輪の引力に由て其方へ物の近かんとするを求心力(キウシンリョク)といふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の求心力の言及

【円運動】より

…この加速度を与え続けて,質量mの物体に上記の等速円運動をさせるためには,中心へ向かう,大きさmV2/Rの力が必要である。これを向心力または求心力という(遠心力)。 アリストテレスは,運動の基本形は直線運動と円運動であり,永続可能なのは円運動であるから,円運動こそもっとも完全な運動であると論じた。…

【遠心力】より

…このため半径Rで円運動をしている質量mの物体には,円の中心へ向かう大きさmV2/Rの力が作用している。この力を向心力centripetal forceまたは求心力という。回転の角速度をωとすればVRωであるから,向心力の大きさはmRω2とも表せる。…

※「求心力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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