没交渉(読み)ボツコウショウ

デジタル大辞泉 「没交渉」の意味・読み・例文・類語

ぼつ‐こうしょう〔‐カウセフ〕【没交渉】

[名・形動]《「ぼっこうしょう」とも》交渉がないこと。かかわりをもたないこと。また、そのさま。無関係。「世間とは没交渉生活を送る」
[類語]無関係局外無縁疎遠人事ひとごと他人事余所よそ風馬牛別問題縁遠い薄い対岸の火事

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「没交渉」の意味・読み・例文・類語

ぼっ‐こうしょう ‥カウセフ【没交渉】

〘名〙 (形動) (「ぼつこうしょう」とも) かかわりあいのないこと。また、そのさま。
一年有半(1901)〈中江兆民〉附録「今は増税を唱へ、国民多数の幸不幸に於て、都て是れ没交渉」 〔通俗編‐交際・没交渉〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android