沢来太郎(読み)サワ ライタロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「沢来太郎」の解説

沢 来太郎
サワ ライタロウ


肩書
衆院議員

生年月日
慶応1年10月(1865年)

出身地
宮城県

経歴
仙台市に東北義塾を設立、育英事業に携わり、明治14年公教会を興し自由民権論を広めた。27年血誠義団を組織、仙台新聞を発行。30年自由党から憲政本党に入り県政界に活躍。33年朝鮮、中国を視察、35年以来衆院議員当選6回。44年再び朝鮮、中国を回り、45年政務調査所を設立、政務を調査発表。大正3年政友会所属、東北商業、三星炭鉱各重役。著書に「陸海軍軍政整理論」「帝国国有財産総覧」などがある。

没年月日
大正12年3月23日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「沢来太郎」の解説

沢 来太郎
サワ ライタロウ

明治・大正期の政治家 衆院議員。



生年
慶応1年10月(1865年)

没年
大正12(1923)年3月23日

出身地
宮城県

経歴
仙台市に東北義塾を設立、育英事業に携わり、明治14年公教会を興し自由民権論を広めた。27年血誠義団を組織、仙台新聞を発行。30年自由党から憲政本党に入り県政界に活躍。33年朝鮮、中国を視察、35年以来衆院議員当選6回。44年再び朝鮮、中国を回り、45年政務調査所を設立、政務を調査発表。大正3年政友会に所属、東北商業、三星炭鉱各重役。著書に「陸海軍軍政整理論」「帝国国有財産総覧」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢来太郎」の解説

沢来太郎 さわ-らいたろう

1865-1922 明治-大正時代の政治家。
慶応元年10月生まれ。明治14年公教会をおこして自由民権論を主張。「仙台新聞」を発行して自由主義普及につとめた。35年衆議院議員(当選6回,政友会)。また沢政務調査所を設立。大正11年3月23日死去。58歳。陸奥(むつ)栗原(くりはら)郡(宮城県)出身著作に「帝国国有財産総覧」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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