洞爺湖町(読み)とうやこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「洞爺湖町」の意味・わかりやすい解説

洞爺湖〔町〕
とうやこ

北海道南西部,洞爺湖北岸から南西岸に広がる町。町域の南西端は内浦湾に臨む。2006年虻田町と洞爺村が合体して成立。主産業は農業と観光業。ジャガイモ,テンサイなどの野菜栽培のほか,肉牛飼育,養豚なども行なわれる。洞爺湖南岸にある洞爺湖温泉は有名で,付近にはスキー場やゴルフ場も整備され,支笏洞爺国立公園の観光ルートの基地となっている。1977年,2000年の有珠山噴火により大きな被害を受けたが復興した。国指定史跡の入江高砂貝塚は,2021年「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産として世界遺産の文化遺産に登録された。JR室蘭本線,国道37号線,230号線が通る。面積 180.87km2。人口 8442(2020)。

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日本歴史地名大系 「洞爺湖町」の解説

洞爺湖町
とうやこちよう

2006年3月27日:虻田郡虻田町洞爺村合併
【虻田町】北海道:胆振支庁
【洞爺村】北海道:胆振支庁

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