鎌倉期~江戸期の城。島根県津和野町後田の城山にある。鎌倉末期、西石見(いわみ)の地頭職(じとうしき)を与えられた吉見頼行(よしみよりゆき)が築き、戦国期まで13代居城。その間大内氏、毛利(もうり)氏に仕えていた。関ヶ原の戦い後、坂崎出羽守直盛(さかざきでわのかみなおもり)が入り、城の大改築を行ったが、千姫(せんひめ)事件(1616)によって切腹。その後を受けて亀井政矩(まさのり)が1617年(元和3)4万3000石で入城し、明治維新まで累代の居城とした。城は津和野川西岸の標高367メートルの山上に本丸、二の丸、三の丸を設ける典型的な山城(やまじろ)で、山麓(さんろく)に藩邸があった。城跡は国指定史跡。
[小和田哲男]
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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