津高(読み)つだか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「津高」の意味・わかりやすい解説

津高
つだか

岡山市北区中部の地区。旧津高町。古代津高郷中世の津高庄(しょう)の地。岡山県下の温室ブドウマスカット栽培発祥地で、現在も主産地一つ。山陽自動車道岡山インターチェンジがあり、国道53号沿いや丘陵地は宅地化が進行している。1988年(昭和63)には北部岡山空港開港

[由比浜省吾]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「津高」の意味・わかりやすい解説

津高
つだか

岡山県南部,岡山市中部の旧町域。 1971年岡山市に編入。明治初期,山内善男,大森熊太郎がブドウの栽培法を導入。温室ブドウのマスカットの発祥地となり,国内有数の生産地に発展した。岡山市街地への通勤者も多く,住宅地化が著しい。日応寺に岡山空港がある。

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百科事典マイペディア 「津高」の意味・わかりやすい解説

津高【つだか】

岡山県岡山市の一地区。御津(みつ)郡の旧町で,主集落は吉備(きび)高原南縁にある。明治初期,山内善男,大森熊太郎がブドウを導入,温室栽培創始,全国一のマスカット産地となった。

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