デジタル大辞泉 「活を入れる」の意味・読み・例文・類語 活かつを入い・れる 1 柔道などの術で、気絶した人の息を吹き返らせる。2 刺激を与えて元気づける。「人事異動で組織に―・れる」[補説]「喝を入れる」と書くのは誤り。[類語]励ます・力付ける・引き立てる・元気付ける・螺子ねじを巻く・発破をかける・鼓舞・督励・鞭撻・激励・声援 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「活を入れる」の意味・読み・例文・類語 かつ【活】 を 入(い)れる ① 柔道などの術で、気絶した人の急所をついたりもんだりして、息を吹き返らせる。[初出の実例]「気絶ウしてドターリ倒れるのを、脇肋(わきぼね)の辺を望んで、ウンと活(クヮツ)を入れると」(出典:落語・つよがり(1890)〈三代目三遊亭円遊〉)② 活発でないもの、衰弱したものなどに、刺激を与えて元気づける。[初出の実例]「田川夫妻の見送人たちはこの声で活(クヮツ)を入れられたやうになって」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例