デジタル大辞泉 「消除」の意味・読み・例文・類語 しょう‐じょ〔セウヂヨ〕【消除】 [名](スル)消し去ること。また、消えてなくなること。除去。「その痕跡決して―せらるべからず」〈中村訳・西国立志編〉[類語]消す・消去・消却・消散・払拭ふっしょく・ぬぐい去る・掻き消す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「消除」の意味・読み・例文・類語 しょう‐じょセウヂョ【消除・銷除】 〘 名詞 〙① 消えてなくなること。また、消し去ること。消滅。除去。[初出の実例]「解二却畜懐一梅只爰、消二除遺恨一柳眉開」(出典:田氏家集(892頃)下・春風歌)「御悩消除して寿命長からむ」(出典:讚岐典侍(1108頃)下)[その他の文献]〔漢書‐韓延寿伝〕② 誤って意思表示をした無能力者、または詐欺・脅迫によって意思表示をした者が、その法律行為を取り消すこと。また、帳簿や台帳などに記載されている、ある事項を削り去ること。[初出の実例]「契約の成立若くは不成立の確定又は其履行若くは銷除、廃罷、解除又は其不履行若くは不十分の履行に関する賠償の訴」(出典:民事訴訟法(明治二三年)(1890)一八条) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例