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渋川驍 しぶかわ ぎょう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

渋川驍 しぶかわ-ぎょう

1905-1993 昭和-平成時代の小説家,評論家。
明治38年3月1日生まれ。「日暦」「人民文庫」などに参加,昭和9年「竜源寺」,11年「樽切(たるきり)湖」を連載し,堅実な作風でみとめられる。戦後は文芸評論も手がけ,50年「宇野浩二論」で芸術選奨,58年長編小説「出港」で平林たい子文学賞。平成5年1月24日死去。87歳。福岡県出身。東京帝大卒。本名は山崎武雄。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

渋川驍
しぶかわぎょう
(1905―1993)

小説家、評論家。福岡県生まれ。本名は山崎武雄。町田純一の筆名もある。東京帝国大学倫理学科卒業。在学中にマルキシズムの影響を受け、1933年(昭和8)には高見順らと同人誌『日暦』を創刊。ここに連載した『龍源寺(りゅうげんじ)』(1934)をはじめ、『柴笛(しばぶえ)』(1946)などじみで堅実な作風を貫き、時流に抗した。そうした姿勢は戦後の文芸批評にも現れ、『森鴎外(おうがい)』(1959)、『島崎藤村(とうそん)』(1961~62)、『宇野浩二論』(1974)など、実作者の眼(め)からの透徹した作家論がある。[宗像和重]

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