デジタル大辞泉 「温度定点」の意味・読み・例文・類語 おんど‐ていてん〔ヲンド‐〕【温度定点】 温度を測定するのに基準となる温度。特定の物質の融点・沸点が利用される。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「温度定点」の意味・読み・例文・類語 おんど‐ていてんヲンド‥【温度定点】 〘 名詞 〙 温度を測定するのに基準となる温度。例えば一気圧の氷点が摂氏〇度など。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「温度定点」の意味・わかりやすい解説 温度定点 (おんどていてん)fixed point of temperature 温度測定の基準として利用できる温度。その意味では,純粋な水が1気圧下で氷になる温度(水の凝固点)などを代表的な温度定点にあげることができる。それでも,厳密にいえば,不純物の混入や圧力の変動の影響で,温度の変わるおそれがある。そこで現在では,純粋な物質の三重点(固相,液相,気相が共存する状態)を利用することが多くなった。水の場合なら,清浄なガラス容器に純粋な水を入れ,排気したのち容器を密封し,一部分を冷やすと氷ができて,それと液体の水と気体の水蒸気とが共存する状態,すなわち水の三重点が実現され,0.0001K以内に一定した温度が得られる。→温度目盛執筆者:高田 誠二 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by