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満洲里 マンチュリー Mǎn zhōu lǐ

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世界大百科事典 第2版の解説

マンチュリー【満洲里 Mǎn zhōu lǐ】

中国,内モンゴル自治区北東部のフルンブイル(呼倫貝爾)盟北西部の市。人口14万(1994)。ロシアとの国境にあり,浜洲鉄道(ハルビン~マンチュリー)の終点。清末に臚浜府が設けられ,1913年臚浜県がおかれたが,34年市制施行。中ロ間の国際列車が通じる,交通上の要地。近くにジャライ・ノール(札賚諾爾)炭田があり,豊富な石炭を利用して火力発電所が建設され,乳製品,化学,セメント等の工業が発達している。【河野 通博】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

満洲里
まんしゅうり / マンチョウリー

中国、内モンゴル自治区北東部、フルンボイル盟西端の市。別称バルガ。ロシアとの国境近くの草原に位置する。人口は周辺の農村や炭鉱を含めて14万9665(2000)。浜洲(ひんしゅう)鉄道の終点で、鉄道はここで軌間を広げて未確定の国境を越え北北西26キロメートルのザバイカルスクを経てロシア連邦主要部に通じる。国境貿易都市として知られ、税関や貿易・軍事の施設がある。石炭、電力、セメント、化学製品のほか、ヒツジ、ウマ、ウシとその畜産品、毛皮などを産出する。1898年、ロシアはこの地に鉄道付属地を租借した。その面積は5716ヘクタール、市街地だけでも114ヘクタールに及び、これを東西5本、南北8本の広大な道路で区画した。鉄道を挟んで北側がザバイカル鉄道関係用地、南側が東清鉄道関係用地で中国人街も南側につくられた。その後、日本とロシアとの軍事対決、中国とソ連の国交の冷却などに応じて市の盛衰も大きかったが、最近は発展の方向にあり人口も増加している。[浅井辰郎]

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