準安定(読み)ジュンアンテイ

関連語 名詞 端山

精選版 日本国語大辞典 「準安定」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐あんてい【準安定】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 熱力学では、物質が真の平衡状態に達せず、途中の不安定な状態に滞まっていることをいう。過冷却、過熱、過飽和などはこれに相当する。
  3. ② 量子力学では、原子、分子、イオンが比較的長寿命の励起エネルギー状態となっているときをいう。

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最新 地学事典 「準安定」の解説

じゅんあんてい
準安定

metastable

物質が相転移点を過ぎてもなお以前の相の状態が続いている場合,その物質は準安定の状態にあるという。過冷却や過飽和の状態,高温で安定な鉱物や鉱物組合せが常温の岩石にみられる場合など,みな準安定な状態である。準安定状態は温度など物理条件を上げていって転移点を通過する場合より,下げていって通過する場合のほうが実現しやすい。

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