日本歴史地名大系 「溝村」の解説 溝村みぞむら 新潟県：西蒲原郡吉田町溝村[現在地名]吉田町溝西（にし）川左岸の自然堤防上にあり、東は西川を境に粟生津（あおうづ）村・上河原村外（かみがわらむらと）新田などに接し、集落・耕地は佐善（さぜん）村（現分水町）と錯雑する。元和四年（一六一八）の長岡藩知行目録によると、高八四石八斗余。寛永七年（一六三〇）出雲崎（いずもざき）代官所の支配に入った。正保国絵図では八九石余、幕府領。慶安二年（一六四九）村上藩領となり、明暦三年（一六五七）検地が行われた。検地帳（笹川力氏蔵）によれば、上田五一石三斗・中田四八石九斗・下田七二石七斗、上畑六石九斗・中畑七石・下畑一二石七斗、屋敷六石五斗、見取（上田）五石八斗・同（下田）一石六斗・野手米一石、百姓三〇名、うち屋敷持一三。 溝村みぞむら 新潟県：長岡市溝村[現在地名]長岡市三和（さんわ）町・三和一―三丁目・宮内（みやうち）八丁目・宮原（みやばら）一丁目三国街道（現国道一七号）の西側に開かれた集落。東・南は宮内（みやうち）村、西は左近（さこん）村、北は宮原（みやばら）村。宮内村の枝郷。天正村名考（温古之栞）に「水尾十一軒」と伝えるのが当村。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
