日本歴史地名大系 「瀬上宿」の解説
瀬上宿
せのうえしゆく
江戸時代の瀬上村の西端部を南北に縦断する奥州道中の宿。福島宿と
延享三年(一七四六)の瀬上村明細帳(阿部家文書)では南の福島宿へ二里八町,北の桑折宿へ一里一二町で,当町内は七町ほどとする。検断は二人,検断方に詰める馬指は二人であった。明和六年(一七六九)の瀬上村明細帳(内池家文書)には,「往還役勤方之儀当宿ハ一宿定御継立ニ付他宿ヘハ助郷不仕候」とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報