最新 地学事典 「烏帽子火山群」の解説
えぼしかざんぐん
烏帽子火山群
Eboshi volcano group
長野・群馬県境に沿い東西に約15km連なる一連の火山群。烏帽子山(2,066m)を中心とする西半分は更新世前期から活動。主として輝石安山岩質の火山体で溶岩流と凝灰角礫岩からなる。噴出中心は徐々に東へ移動し,更新世後期へかけて,三方ガ峰(2,040m),籠ノ登山(2,228m),高峰山(2,092m)などの輝石安山岩の溶岩流と火砕物質の互層からなる成層火山が,一部重なり合って東西にのびる山稜を形成し,その北側にやや離れて,湯の丸,大棧敷,小棧敷,村上山その他の溶岩円頂丘が生じた。参考文献:飯島南海夫(1962) 信大教育紀要,12号
執筆者:荒牧 重雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

