無意義(読み)ムイギ

デジタル大辞泉 「無意義」の意味・読み・例文・類語

む‐いぎ【無意義】

[名・形動]意義のないこと。価値がなくつまらないこと。また、そのさま。無意味。⇔有意義
「そんな―な死に方を」〈山本有三・同志の人々〉
[類語]無意味論外ナンセンス不毛駄目くだらないつまらないしがないろくでもない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無意義」の意味・読み・例文・類語

む‐いぎ【無意義】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 意義がないこと。趣意の立たないこと。価値のないこと。つまらないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「精神的社会主義も此の問題に連ならなければ無意義である」(出典:精神的社会問題、個人の寂寥(1906)〈島村抱月〉)
  3. 転じて、関心のないこと。また、そのさま。無関心。
    1. [初出の実例]「是の如く都府に対して無意義なる態度を取る人士のみ多からん結果は」(出典:一国の首都(1899)〈幸田露伴〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android